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ハロゲンランプ

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Dec.11.2015
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ハロゲンランプはハロゲンバルブや石英灯と呼ばれ、白熱灯の一種です。ただ、白熱灯との違いとは、ハロゲンランプのガラス球内にヨウ素や臭素などのハロゲンガスが封入されています。
 
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ハロゲンランプの発光原理は熱放射です。フィラメントが発熱すると、フィラメントから蒸発してきたタングステン原子がガラス球へ移動して温度が下がり、ハロゲンガスと反応してハロゲン化タングステンを形成します。この時、タングステンのハロゲン化合物の温度はおよそ250℃以上1400℃以下でその状態を維持できます。次に、ハロゲン化タングステンはまた熱対流により高温のフィラメントに戻ります。不安定になった化合物―ハロゲン化タングステンは熱に近づくと、再度ハロゲンガスとタングステンに分解され、タングステン原子がフィラメントに沈殿し、自由になったハロゲン原子が繰り返し反応し続けます。このような再生サイクルはハロゲンサイクル(Halogen Cycle)です。
白熱灯に比べてハロゲンランプは高温動作可能、長寿命、高輝度、更に優れた高色温度と発光効率などの特徴があります。また、ハロゲンは優れた集光性を持つため、よく車両の照明器具などのアクセント照明の光源として利用されます。

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